美容師が転職を成功させる秘訣

美容師が転職を成功させる秘訣とは?転職する際の注意点や転職先の選び方、履歴書の書き方、面接などに関して、また、現在勤務している美容室から別の美容室への転職、美容師を辞めて異業種への転職などについての情報を掲載中。

ブラック企業を選んでしまったではもう遅い!ブラック企業の見極め方

日本の美容技術は繊細で上手だと世界から認められる

レベルになった程、技術は進化しました。

 

しかし、美容師に関する法律は昭和初期から全く変わりません。

 

 

 

つまり芸子の髪結いや丁稚奉公といって先生の家に泊まり込みで

技術を学んでいた頃と同じなので、時代錯誤で現在の状況と

合わない法律が多々あります。

 

例えば早朝出勤、残業、休日出勤の支払い義務が無い、

休憩時間の確保義務が無い等です。

 

よって早朝出勤、残業、休日出勤は勉強の為、

休憩無しはお客様の為と我慢を強いられる事が多いのです。

 

本来美容室の利益の為にスタッフがしている事は

給与を貰う権利があります。

 

具体的には自分のカットやワインディング等技術向上の

為の練習は無給でも、新しいパーマ液の講習やオーナーの

講習を手伝う等美容室の為に働く時間は全て給与対象です。

 

にも拘わらず法律的に請求する事は出来ないので、

今の美容業界はオーナーが従業員を搾取するブラック店が

非常に多い状況になってしまっています。

 

しかし安い給与で休み無く身体を酷使するスタッフは、

いつか身体を壊すかもしれないですよね。

 

福利厚生の無い美容室勤務では、身体を壊したら

無給になります。

 

そのため、転職する時に転職先の美容室はブラックか否かを、

しっかり見極める事が非常に大切です。

 

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見極め方は

 

  • 精神論をアピールしているか否か
  • 福利厚生は完備されているか
  • 過去辞めたスタッフはどのくらいか

 

この3つを見ましょう。

 

なぜなら精神論をアピールする経営者は自分の為、

お客様の為と言う言葉で、無給残業や無給出勤を強いる事が

多い傾向があります。

 

転職の際に求人広告や募集要項を必ず見ていると思います。

 

 

  • あなたのやる気があれば大丈夫!
  • 努力すれば必ず結果がついてくる
  • 年収アップも夢じゃない!
  • あなたと同じ仲間が待っています

 

 

という風な抽象的な精神論が羅列されている場合は

ブラック企業の可能性があります。

 

そしてスタッフの為と頻繁にアピールしてる経営者でも、

福利厚生が無いという事はスタッフの為にかけるべき経費を

かけていないのです。

 

具体例を挙げると

 

  • 法人なのに社会保険に未加入
  • 雇用保険や労災保険に未加入
  • 有給休暇の取得実績なし
  • 残業手当はみなし残業手当になっている

など、求人票や求人広告をチェックする必要があります。

 

 

つまり口では良い事を言ってても本当に美容師の将来のことを

思っておらず、経営者の利益が優先されていると言えます。

 

それに加え、過去辞めた人が多すぎる美容室は当然ブラックの

確立が非常に高いです。

 

その為、実際に職場見学に行ってスタッフの疲れ具合を見る、

口コミをチェックする等して、求人票では見えない真実を

チェックしましょう。

 

自分だけの判断では不安...といった場合は転職支援サービスなどを

活用しましょう。

 

転職のスペシャリストスタッフやコンサルタントがあなたを

サポートしてくれます。

 

転職支援サービスを利用すると、ブラック企業にあたる確率が

グッと下がるのでお勧めです。

 

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美容師以外の仕事を探すにはどうする?転職支援サービスを活用しよう

美容師は華やかな印象がある一方で、

非常に離職率の高い職業でもあります。

 

学校を卒業してから一年、三年、五年と

経つにつれて肉体的な辛さや精神的な辛さ、

そして収入面に対する不安は出てきます。

 

特に収入面においては、平均年収が300万前後

とも言われ、収入から将来を不安視する方も

多くいらっしゃいます。

 

その為、5年以内の離職率は90%近くにもなると

言われているのです。


そんな中、異業種へ転職してから大きく収入を

伸ばしたという方は少なくありません。

 

美容師という職業は美容に対する知識が豊富で

あることが多く、また接客を行っていた経験から

コミュニケーションを強みにできるケースも多くあります。

 

そして企業側も20代の転職は第二新卒として、

未経験の職種や業種での採用を積極的に行っています。

 

その為、未経験の職種を転職先に選んで年収が増えた、

新しい働きがいを見つけたという方も少なくないのです。


ここでまず考えたいのは、あなたがどのような仕事なら

興味を持ってやっていけそうかという事です。

 

世の中には様々な仕事があります。

 

販売や接客、営業といった人と接する仕事から、

WEBクリエイターやプログラマーといった

専門的な技術を身に着ける仕事もあります。

 

今の仕事の中で人と話す事が好きという事であれば、

接客等は適性があるかもしれません。

 

また、テクニックやスキルを身に着けるのが好きという

事であれば、技術職を中心に調べるとよいでしょう。

 

今行っている仕事の中でも、今後の転職先として適性が

ありそうな仕事を見つけることはできます。

 

また、実際の仕事内容について知人や友人から

生の情報を仕入れておくことも重要です。

 

一見華やかに見える仕事も、実際の現場では辛いことも

多いものです。ですから、予め知識を得ておくことも

意識するとよいでしょう。


このように、美容師から異業種を転職先と選ぶことは

決して悪い考えではありません。

 

これからの人生をより豊かにするため、

最善の道を見つけていきましょう。

 

 

 

美容師以外の仕事を探すには転職支援サービスを活用しよう

 

転職をすると決断したのなら、

今すぐに転職活動をスタートしましょう。

 

そうはいっても、他業種への転職は

どうすればいいの?と悩む美容師も多いでしょう。

 

美容業界なら勝手がわかるかもしれないが、

それ以外の業種は右も左もわからない...

 

そのような時にこそ、転職支援サービスを活用しよう!

 

転職支援サービスを活用することで、

  • 自己分析だけではわからなかった自分の強み等を分析してくれる
  • 自分が転職を望んでいる業界や仕事の情報を提供してくれる
  • キャリアプランの提案や構築
  • 履歴書、職務経歴書の書き方のアドバイスと添削
  • 転職活動で悩んだ時にサポートしてくれる

このように一人で転職活動をするよりも効率もよく、

希望する職種への内定率もグッとアップします。

 

次に、美容師から転職する際におすすめの

転職支援サービスをご紹介いたします。

 

 

リクルートエージェント

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正社員での経験が3年以上ある美容師におすすめします。

美容師や美容業界から他業種への転職に強いのが最大の特徴です。

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マイナビエージェント

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正社員としての経験が1年以上、3年未満の方におすすめです。

比較的若者の転職に強いのが特徴です。


様々な業界に精通したコンサルタントがいるので、

安心して転職活動を行えます。

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ハタラクティブ

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正社員の美容師として経験が1年未満の方におすすめです。

第二新卒・既卒など若年層の転職に特化したところが特徴です。

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ご紹介した転職嘘円サービスはいかがでしょうか?

他にも、特定の業界や職種に特化した転職支援サービスも

ございます。

 

そちらは、またの機会にご紹介させていただきます。

 

 

転職先の美容室を転職サイトで探す!サイトの選び方や注意点

転職先の美容室を転職サイトで探す!

 

美容師の転職も、転職先をwebで探すことが

一般的になってきました。

 

求人サイトの内容は他の業界とほぼ同じで、

給与欄に歩合の割合が記載されていることが特徴です。

 

求人サイトによっては先輩スタッフのインタビューや、

店長や責任者がサロンの方針について説明している

ところもあります。


転職を考える人は、現在のサロンでの経験があるはずです。

 

現状カットができるスタイリストでも、アシスタントから

スタートする方針のサロンもあったりします。

 

このような美容室への転職は、これまでのキャリアを

無にすることになり、意味がありません。

 

給料も大きく下げる結果になるでしょう。

 

できれば今の立場を維持でき、現在よりも単価が高くなる

美容室に行きたいものです。

 

 

 

美容室の求人情報には、勤務時間や休日についても

書かれています。家庭と両立させた働き方がしたい方は、

必ずチェックしなければならない点です。

 

美容師業界は勤務時間についてはかなりルーズな

部分があります。そもそも歩合制なので、一人でも多くの

ヘアカットをすることで給料になるものです。

 

やればやるほど腕が上達し、稼げるという考え方が

あることから、店舗が営業している間は常に出勤している

べきだという雰囲気があります。

 

実際、長時間の勤務をすることでお得意様になるお客様と

出会うチャンスは広がります。

 

また、現在勤めているサロンから遠くなり過ぎない方が

良いでしょう。サロンによっては禁止されていますが、

現在付いているお客さんを転職先に連れて行くことができます。

 

もし遠方のサロンであった場合、お客様としてもわざわざ

行くのは面倒臭いものです。

 

お得意様を引っ張ることができれば、最初からそれなりに

高額の歩合給を確保することができます。

 

美容師としてのモラルに関わる部分でもありますので、

世話になった方の許可を得てから実行するべきです。

 

しかし商売ですので殆どの場合は許可してはくれません。

 

求人サイトの魅力は多くの案件が掲載されていることです。

 

住所や給料など、多くの観点から情報を集めることが出来ますので、

積極的に利用しましょう。

 

それでは実際に求人サイトをご紹介していきましょう。

 

リジョブ

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美容・セラピスト・エステの求人を探すなら「リジョブ」!

美容・治療・エステに業界の求人が盛りだくさん。

 

東京、神奈川、埼玉、千葉など首都圏から全国に到るまで、

美容・リラクゼーション・治療の求人情報やお仕事が探せます。

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美プロ

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美プロは女性のための美容求人・転職情報サイトです。

エステティシャン、美容師、アロマセラピスト、

ネイリスト、アイリスト等の求人・転職情報が満載!

 

希望の職種、地域、駅で検索できます。

サロンの雰囲気などもわかりやすく掲載しています。

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サロンキャリア

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エステティシャンや美容室(美容師)等の求職や

転職情報サイト、サロンキャリア。

 

採用が決まったらお祝い金最大2万円プレゼント!

 

美容師・エステティシャン・ネイリスト・アイリスト・

セラピスト・整体師・柔道整復師などの転職求人情報が

満載です。

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リクエストQJナビ

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美容師、美容室の求人を検索 - リクエストQJナビ【公式サイト】。

 

東京、名古屋、大阪をはじめ全国6000件以上の求人、

転職先情報の中から、あなたの希望の美容院を検索する

ことができます。

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今回は、厳選した4つのサイトをご紹介しました。

他にもたくさんの求人サイトがあります。

 

 

転職の際は、大手の求人サイトと小規模な求人サイトを

比較し倍率なども考慮して候補をいくつかあげましょう。

 

また、募集要項をしっかりと確認し疑問に思うことは

メモをして、問い合わせるなり面接のときに質問を

しましょう。

 

あなたにとって、よい美容室に転職できることを

願っております。

 

 

1000円カットへの転職ってどうなの?実は労働環境が良く負担も少ない

カット専門店(激安店)を転職先に選ぶのはどうなの?

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従来のフルサービスの美容室だけではなく、

1000円カットに代表されるように、

安くカットしてくれるお店が増えています。

 

料金の割に仕上がりがよく、

短時間でカットしてくれるという理由から

行きつけになる人も増えています。

 

そんな需要の拡大ゆえに、激安店で働く

美容師の求人が増えています。

 

転職を考えている場合、1000円カットなどの

カット専門店(激安店)を転職先に選ぶのは

どうなのでしょうか?

 

スタイリストとして経験があるならば、採用も

されやすいでしょう。

 

また、カットの経験が6ヶ月しかなくても

入社可能な美容室があります。

 

その場合でも6ヶ月でスタイリストとして

必要な技術を習得する為のカリキュラムを

整えていますので安心です。

 

 

基本的にカット専門店(激安店)は、シャンプーなどの

サービスを除外することによって、回転率を上げることで

成り立っているビジネスモデルです。

 

そうすると、そこで働くスタッフも、

1日にできるだけ多くの人のカットをすることが

業務の中心になります。

 

「できるだけ多くの人をカットする」

 

と聞くと、忙しそうで体力的にも厳しそうな

イメージをしてしまうかもしれません。

 

でも従来の美容室で働いていても、

髪を洗ったりマッサージしたり、

いろいろすることがあって忙しいはずです。

 

カット専門店(激安店)で働くことのメリットは、

1日にたくさんの人のカットを担当できるので、

技術の上達スピードが加速する点にあります。

 

フルサービスのチェーン店などに勤めていると、

なかなかカットを担当させてもらえなかったり、

幅広いことに力をいれないといけません。

 

そのため、年数の割にカットの経験が

増えていかないことがあります。

 

ほかにも、カット専門店(激安店)では

接客に過剰な力をいれなくて済みます。

 

お仕事なので丁寧な応対はしますが、

お客様が話しかけてもらうことを

期待しているわけではありません。

 

手厚いもてなしも要求されません。

 

カットさえしっかりできれば問題ないので、

勤務時間外の様々な講習や勉強会によって

時間が拘束されることも少なくなります。


待遇面では一概に言えませんが、

低価格のサービスを提供しているので

給料も安いというわけではありません。


ブランドサロンと呼ばれる美容室のようなブランド力や

華やかさ、おしゃれな美容師といったことを求めるなら

カット専門店(激安店)への転職は難しいでしょう。

 

それよりも給料や勤務時間、福利厚生といった

労働環境を優先するために転職をお考えでしたら

検討してみてはいかがでしょうか?

 働くスタッフのインタビュー動画が見れます!

美容師からの転職って難しい?美容室以外で美容業界への転職

美容室以外で美容業界への転職

美容師は辞めるが同じ美容業界で別の職種に就くことは

難しくはありません。

 

同じ美容業界ですし、美容に対する知識や経験も

そのまま活かせます。全く経験のない他業種への

転職よりは、断然転職しやすいでしょう。

 

ただ、美容師免許を活用できる職業となると、

現状では美容師とアイリストに限られます。

 

時間とお金を費やし美容学校を卒業し、

美容師免許を取得してもこれを生かせる

職種は限定されてしまっているのが現実です。

 

 

 

アイリスト

アイリスとは現在の美容業界において美容師以外で

唯一美容師免許を必要とする職種です。

 

美容師からの転職は採用されやすく、雇用主にとっても

メリットがあります。

 

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アイリストは美容師ほど、過酷な労働環境ではありませんが、

すごく細かい作業です。目に近い施術ですのでリスクもあり、

入客できるまでにはコツコツと練習しなければなりません。

 

 技術を一度習得したらそれでおしまい、というわけでもなく

美容師同様、日ごろからアンテナを張って最新の情報や技術を

習得するための努力が必要です。

 

デザイン力もあまり必要としないといった考え方をする人も

いるようですが、決してそうではありません。

 

  • ヘアカラーに合わせたまつ毛の色の提案
  • お客様が持っている雰囲気に合わせる
  • キャラ設定をしたうえでのまつ毛のデザイン提案
  • トレンドのファッションとの融合性

 

近頃は、このようなこともアイリストに

求められるようになってまいりました。

 

アイリストも美容師同様に職人の世界ですから、

美容が好きでないと務まりません。

 

アイリストとしての将来設計ができているのであれば

美容師から転職しても成功しやすいでしょう。

 

 

エステティシャン

美容師からの転職でも人気の高い職業で、

転職しやすい傾向にあります。

 

エステティシャンに転職する際は、

  • 資格を取得してから転職をする人
  • 未経験で転職し、働きながら資格取得をする人

この2通りになりますが、資格を取得してから転職する人が

多いようです。

 

資格といっても美容師のような国家資格ではなく、

全て民間の資格となります。

 

エステティシャンの資格

  • 一般社団法人日本エステティック協会の「認定エステティシャン」
  • 日本エステティック業協会の「AEAインターナショナルエステティシャン」
  • CIDESCO-NIPPONの「CIDESCOディプロマ」

等が有名な資格です。

 

エステティシャンとして働いている人のほとんどは、

何らかの資格を持っているのが現状です。

 

エステティシャンの仕事内容は、全身のケアや

トリートメントを行い、頭髪以外のすべての部位が

施術範囲です。

 

施術はもちろんですが、お客様にリラックスしてもらい

心身ともにリフレッシュしていただける配慮が必要です。

 

美容師からの転職で注意しなければならない点として、

ノルマが非常に厳しいサロンがありますので、情報を

収集してから応募するようにしましょう。

 

 

ネイリスト

 美容師からネイリストになるにあたって、

国家資格は必要ありません。

 

しかし、日本ネイリスト検定試験(1級・2級・3級)を

取得していないと採用されないのが現状です。

 

この資格を取得するには独学でも可能ですが、

ほとんどの場合はスクールに通って検定試験を

受験し合格を目指します。

 

ネイルサロンに転職するには、

最低でも2級は合格しておく必要があります。

 

なぜかというと、どのネイルサロンも即戦力を求めている事、

面接の際に技術試験があるという理由からです。

 

雇用形態は正社員、派遣や契約社員、パートなど様々です。

 

アイリスト同様、細かな仕事ですから

集中力がかなり必要になります。

 

美容師とは違った意味でハードな

一面を持ち合わせた職業です。

 

ネイルサロンに勤務したあとは、独立開業する人も

多いのが特徴です。

 

 

 ヘアメイクアーティスト

美容師の資格を活かせる職業ですが、かなりの難関です。

決して高くはない月収と長期にわたる下積み時代を

乗り越えた人だけがなれるといっても過言ではありません。

 

仕事内容は、ヘアセットやアレンジ・メイクアップなど。

モデル・タレント・俳優などを担当する場合と、結婚式・

成人式など中心に一般の方を対象の場合があります。

 

とてもクリエイティブなイメージをもたれるようですが、

クライアントやユーザーの希望に沿ってヘアアレンジや

メイクをしなければなりません。

 

要望に応えられるだけの技術や知識、さらにトレンドを

うまく取り入れられるセンスも要求されます。

 

美容師よりも過酷な労働環境になる可能性がありますので

ヘアメイクアーティストを目指すならば、相応の覚悟が

必要です。

 

 

美容部員 

美容師から美容部員に転職する際に、特に必要な資格は

ありません。

 

化粧品メーカーや販売店のスタッフとして入社し

研修を受けた後、販売員としてデビューします。

 

メイクやスキンケア等の施術も行いますが、

商品販売の要素が強い職種になります。

 

研修や実務経験を積み重ね、商品知識や販売テクニックを

身につけ、いかにしてお客様に買っていただけるか?が

問われます。

 

また、外資の有名化粧品メーカーは入社するのに

競争率が高いため経験者しかさいようしない事も

あります。

 

主な仕事内容は、

  • カウンターでの接客
  • 顧客管理
  • 売り上げ管理
  • 商品ディスプレイ

などです。

 

管理職という立場になると、部下育成や

マネジメントなども行うようになります。

 

美容師から美容室以外で美容業界への転職は

職種によって

  • 美容師時代よりも収入ダウン
  • 美容師よりもハードな労働環境
  • 資格取得するための準備期間が必要

 などを考慮したうえで、転職活動を行うと

良いでしょう。

 

 

転職先美容室を選ぶ基準がわからん!美容師が戸惑う転職活動の注意点

現在勤務している美容室から別の美容室へ転職を考えている

美容師の中には、転職先の美容室を選ぶ基準がわからん!と

転職活動に戸惑いを感じて思うように進まない人もいるのでは

ないでしょうか。

 

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転職活動を始めたはいいが、目的を見失い自分の方向性がブレると

思うように進まなくなります。

 

なぜ、他の美容室に転職をしようと思ったのか?

 

その動機を思い出した上でこの記事を読み進めてもらえると

転職活動も捗ると思います。

 

 

転職先の美容室を選ぶ基準

さて、まず転職先の美容室を選ぶ際に押さえておきたい

重要なポイントをお伝えします。

  • 給与
  • 教育
  • 将来性

この3つを転職先美容室を選ぶ基準にします。

 

美容師の給与システム

勤務する美容室によって独自の給与システムを持っていますが、

ランク別にそれぞれ固定給+歩合制を取り入れてるところが

多いのは確かです。

 

アシスタントの初任給や初年度のアシスタントの給与はおおよその

上限が決まってしまいます。

高い生産性を生まないランクですから仕方のないことです。

 

しかし、アシスタントでも自分の仕事が金額やポイントで

「見える化」されていて給与に反映されるようなシステムでしたら

やりがいも見いだせるでしょう。

 

スタイリストの給与システムについては、

 

  • 美容室によってかなり違いが出てきます。
  • 固定給が大半をしめるのか?
  • 歩合給が大半をしめるのか?
  • 自分が売り上げた金額の何パーセントが給与に反映されるのか?
  • 指名売り上げのバックはあるのか?
  • トップスタイリストになった時の手当てはあるのか?
  • 店長やマネージャー等の役職手当は?

 

このように確認することがたくさんありますので、

求人票や募集要項の内容をしっかり把握しましょう。

 

初めて訪れるサロン見学や面接の際に、

給与の事を聞くのはちょっと聞きにくい...

と思わずに失礼のない聞き方で聞いてみましょう。

 

どうしても聞けないようなら、自分の人脈を活かして

仲間に力を借りて上手いこと調査するといいでしょう。


お金が全てではありませんが、自分の技術や勤務態度が

正当に評価され、収入に反映され給与システムで運営している

美容室を選びましょう。

 

教育方針と教育カリキュラム

美容専門学校に通学し、美容師の国家試験を取得し

美容室に入社するのが一般的です。

 

美容専門学校を卒業して国家試験に合格しただけでは、

美容室におけるサロンワークはできません。


なぜなら美容学校は美容師免許を取得させることが

最大の使命となっているからです。

 

美容室に就職してから初めてお客様に施術するための

技術や接客を学びます。

 

このような理由から美容師として一人前になるには、

自分が成長できる環境の美容室を選ぶ必要があります。

 

近年、美容学校の就職活動では1店舗や2店舗を運営している

美容室を就職先に選ぶ傾向が強くなっているようですが、

教育という点においては賛否が分かれるところです。

 

個人経営店などは店舗にもよりますが、

 

  • ご夫婦で運営している
  • 教えることのできるスタッフがいない
  • 働いているスタッフの年齢層が高いため技術が古い
  • 営業終了後、先輩はすぐに帰ってしまう

 

等の理由から練習を見てもらえない、技術を教わることができない

といった弊害もあるようです。

 

このような店舗に就職した場合は、自分の技術が向上しない、

いつまでもステップアップできないことが理由でアシスタント時代に

転職することになります。

 

実際、そういう店舗に就職し、自分のスキルアップが出来ないために、

他のお店に転職するアシスタントもいます。

 

もちろんすべてではありません。

 

ご夫婦で運営していても志が高く将来は会社組織にしたいから

人材育成に注力している美容室もあります。

 

これに対して、複数店舗を運営していたり大型店と呼ばれる美容室は

教育方針や教育カリキュラムが整っています。

 


一年目のゴール、二年目のゴール、いつまでにスタイリストデビュー

なのかが年単位、月単位でカリキュラムが組まれている美容室が

ほとんどです。

 

アシスタントはこのカリキュラムに沿って課題をクリアすることに

なるのでスタイリストに一歩一歩近づいていくのが実感できるのです。

 

また、スタイリストデビューしたら勉強しなくてもいいのか?といえば、

そうではありません。

 

スタイリストデビューしてからが本当の勉強が必要なのです。

 

  • トレンドのヘアファッション
  • アパレル産業の動向
  • セット・アップ
  • メイク
  • 着付け

 

というように様々な教育システムがあり、美容師として

成長し続けられる美容室を選びましょう

 

美容室の将来性について

将来性があるのかないのかは、正直わからないことです。

 

しかし、将来性について判断できるとするならば、

美容室を運営するにあたってのコンセプトや目的・目標が

明確になっている事でしょう。

 

ただなんとなく運営している美容室と、10年先まで未来を描いている

美容室ではどちらに将来性を見いだせるでしょうか?

 

10年先の事なんかわかりませんが、10年先を見ている美容室は

1年後、2年後といった近い未来も見ていますので、

将来性はあると思っていいでしょう。

 

そして将来的に、あなたはどういう美容師になりたいかが

最も重要なんです。

 

こういう美容師になりたい...だから実現可能な美容室を選択する

必要があるのです。

 

今や日本の美容室の数はコンビニエンスストアの約5倍ほどの

件数があると言われています。

 

常に人手不足の業界ですから一般企業に就職する時のように、

何十社も受ける必要はありません。

 

新卒に至っては、1人の美容学生に20社以上の美容室が

求人している状況です。

 

美容師の離職率も高い傾向ですから美容師は、

就職難にはならないでしょう。

 

だからこそ、どの基準で美容室を選ぶかが重要になります。

 

転職先美容室を選ぶ基準は給与、教育、将来性の3つだということを

お伝えしてきました。

 

しかし、全て兼ね備えた美容室など存在しません。

 

この3つの中でも何を優先させるのか?

 

それは前述のように、あなたはどういう美容師になりたいかに

関連づいてきます。

 

自己実現可能な美容室で、美容師としてのキャリアを

積み重ねていきましょう。

 

 

美容師から他業種へ転職、転職先で比較的多い業種

美容師から他業種へ転職、転職先で比較的多い業種

美容師から他業種へ転職する際、転職先で比較的多い業種を

ご紹介していきます。(順不同)

 

 

 

美容ディーラー

美容ディーラーの仕事は、メーカーから美容商材を買って、

その美容商材を美容室に販売しています。

この記事を読んでいるのは、ほぼ美容師さんでしょうから

美容ディーラーの詳細な仕事内容については割愛しますが、

美容師から美容ディーラーの営業マンになる例はかなり多いです。

 

美容師の経験をフルに活かせる転職先であると共に、

今まで得た美容商材の知識も役立ちますから採用されやすい

業種です。

 

職種としては営業職、内勤の事務が主な仕事になります。

休みや給料面でも一般の会社員のように安定しているように

思えますが厳しい面もあるのです。

 

臨店講習会...経験ありますよね。

美容室の営業後、新しい商品を導入するため、メーカーや

ディーラーのスタッフさんと一緒に行っていた勉強会。

 

美容師はその一回の臨店講習会で終わっていましたが、

ディーラー社員は美容室から依頼があった分だけ

勉強会を行いますので、帰宅時間が遅い日が続くことも。

 

早く帰宅できると思っていたのに...現実は甘くないかも

しれませんね。

 

美容師から美容ディーラーへの転職、成功の秘訣とは ← 記事を読んでみる

 

アパレル産業

美容師の経験は直接活かせないかもしれませんが、

ヘアスタイルとファッションはつながっているので、

転職しやすい業種の一つといえるでしょう。

 

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実際、美容師からアパレル産業に移る人は多いです。

美容師はトレンドのファッションを学ぶことも多々あり、

コンテストをはじめ、撮影やサロンワークに役立てています。

 

同じトレンドを扱う業種としてアパレル産業は関連深い業界だからです。

 

美容師からアパレル産業への転職は、志望動機も納得してもらいやすく、

採用もされやすいです。

 

アパレル産業といっても、いきなりデザイナーやプランナー、パタンナー

になれるわけではなく、販売員からのスタートになります。

 

事務職・受付業務

女性美容師が他業種へ転職する際に、比較的選びやすい職種が

事務職や受付業務等です。

 

未経験でも入りやすく、一般事務でしたらすぐに資格を必要と

しませんので女性の需要は大きいでしょう。

 

事務職や受付業務は、さまざまな業種から必要とされますので、

業種や会社の選び方ひとつで、待遇面が変わってきます。

 

 

  • 勤務時間
  • 給与
  • ボーナス
  • 諸手当

 

 

などは、会社によって異なります。

 

転職を成功させるためにも会社の雰囲気や福利厚生など、

自分が求めているものなのか?を検討することが大切です。

 

歯科助手や医療事務といった医療関係職

女性美容師の転職先として人気が高い業種の一つが、

歯科助手や医療事務といった医療関係職です。

 

医療事務は資格を取得したほうが採用されやすいですが、

医療事務の資格がないと就職できないというわけでもないです。

 

医療費の計算などはコンピューターのシステムがほとんど

行うので、パソコンの操作を重要視することすらあるのです。

 

ただ、病院によっては資格の有無も問われますので、
事前に資格を取得しておくことをおすすめします。

 

医療事務の資格取得には最短で6ヶ月、1年あれば通信教育講座で

取得できます。

 

また、歯科助手は資格も必要としませんので

美容師が転職しやすい職業となります。

 

しかし、歯科は全く未知の世界ですから、道具の名称や用途・

専門用語など覚えることがたくさんあるので、最初はかなり

たいへんかもしれませんね。

 

介護職

介護職は今最も求められている業種で、転職しやすい業種です。


資格はホームヘルパーの資格が必要です。こちらは働きながら

学ぶことができ、資格取得もそんなに難しくないです。

 

しかし、介護福祉士も体力的にもハードだし、勤務先によっては

夜勤もあります。美容師よりも激務かもしれません。

 

高齢化社会を迎えた現在は必要不可欠な職種で将来性もあります。

介護福祉士の上にはケアマネージャーといった役職もあり、

金銭面含めやりがいを見いだせるのではないでしょうか。

 

ケアマネージャーになるには介護福祉士のしての経験年数と

合格率が20%という難関を突破しなければなりません。

 

ケアマネージャーを目指すのも一つの選択肢といえそうです。

 

上記以外の業種

上記以外業種もたくさんありますが、大学卒業していないと

入れない会社も多いですし、資格を持っていないと就職できない

会社もあります。

 

あなたに行きたい他の業種があるのなら、狙いを定めて
必要な資格等を取得したり、生活できるだけの金銭の準備が必要です。

 

美容師をしながらの転職活動も可能ですが、資格取得が必要な

職種においては一度退職し、準備期間を設けることになります。

 

ただし、準備期間が長くなることについては弊害も出てきます。

働かない期間が長くなると、働く意思がないのでは?と判断される

ことにもなってしまいます。

 

上記の事を踏まえ、思い付きやなんとなくで転職するのは得策では

ありません。

 

転職は早めに決断し、計画性をもって準備を進めることが成功する

秘訣でしょう。