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美容師が転職を成功させる秘訣

美容師が転職を成功させる秘訣とは?転職する際の注意点や転職先の選び方、履歴書の書き方、面接などに関して、また、現在勤務している美容室から別の美容室への転職、美容師を辞めて他業種への転職などについての情報を掲載中。

別の美容室に転職する際に気をつける給与システムや福利厚生について

別の美容室に転職するにあたり、

給与システムや福利厚生について

気を付けるポイントがいくつかあります。

 

美容師の皆さんの年齢は比較的若いため、

給与の仕組みや保険、年金、税金等について

あまり気にしていない人が多いようです。

 

特に福利厚生については、知っておくと

損せずにすみます。

 

 

 

福利厚生について

 

福利厚生については、

  • 法定福利厚生
  • 法定外福利厚生

の2通りあります。

 

法定福利厚生

法定福利厚生とは、法律によって使用者に

実施が義務付けられている福利厚生、

すなわち、社会保険料の拠出を指します。

 

そして、法定福利費とは、法定福利厚生に

かかる費用であり、社会保険料の事業主負担分を

指しています。

 

法定外福利厚生

法定外福利厚生は、法律によって義務付け

られていない、使用者が任意で行う様々な

福利厚生措置をいいます。

 

具体的には、住宅手当、家賃補助、社宅や

独身寮、がん検診、レクリエーション、

資格取得や自己啓発の支援等にあたります。

 

もっと詳しくは、以下のリンク先を

ご参照ください。

 

www.jil.go.jp

 

 

 では、給与システムや福利厚生について

気を付けるポイントを具体的にご紹介

していきます。

 

給与明細が2枚になってる美容室について

 

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給与について見るべき点は給与明細が

2枚になっている場合は要注意です。

 

え?そんなことがあるの?

と、思われるでしょうが実在します。

 

2つの会社から給料が支払われていて、

一方は正社員、もう一方はアルバイト扱いに

なっています。

 

その結果どうなるか?

出産手当金や育児休業給付金の

支給額が少なくなります。

 

出産手当金

出産手当金は出産日以前42日から

出産日の翌日以降56日までの範囲内で、

会社を休み給与の支払いがなかった期間を

対象として支給されます。

 

出産手当金は、1日につき以下の計算方式で

算出されます。

1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヶ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)

 

標準報酬月額となっているところに注目

してください。

 

正社員雇用の給与明細の標準報酬月額の

3/2ということになりますので、注意が

必要です。

 

 

育児休業給付金

育児休暇を取得すると、雇用保険から

育児休業給付金が支給されます。

 

※ 育児休業給付金とは産後、最長1歳6ヶ月まで

収入をサポートしてくれる制度です。

 

育児休業給付金の支給額は、

育児休業開始日から180日目までは月給の67%

181日目からは月給の50%(×休んだ月数分)

を受け取ることができます。

 

給料が二つ分かれているということは、

つまり育児休業給付金の額が少なくなります。

 

いずれにしても、給与明細が2枚の美容室への

転職は注意が必要です。

 

女性美容師は特に、このような制度について

日ごろから情報収集しておきましょう。

 

また、疾病やケガが原因で就業できない時、

社会保険に加入していると傷病手当金が

受けられます。

 

※以下の条件をすべて満たした場合に支給されます。

 

  1. 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
  2. 仕事に就くことができないこと
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  4. 休業した期間について給与の支払いがないこと

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

支給額は、標準報酬月額が基準になります。

給与明細が2つに分かれていると、

支給額は減ってしまいます。

 

 

美容室はなぜ給与明細を2枚に分けているのでしょうか?

 

社会保険という制度は、個人が納めている

保険料や厚生年金の額と同じ額を会社も

納めているのです。

 

給与明細を2枚に分ければ、

標準報酬月額を低くすることができ、

会社の負担が少なくて済むからなのです。

 

※ 美容室が法人の場合は社会保険に加入しなければなりませんが、個人事業で運営されていれば社会保険への加入の義務はありません。

 

給与明細を2つに分けることは、労働者に

説明しないと違法になりますが、悪質な

美容室は説明責任を果たさず行っています。

 

さらに問題が起きた時には、

「社員には事前に説明してある」

と言ってくる美容室もあるので気をつけましょう。

 

 

別の美容室へ転職の際は、努力が実る給与システムを重視しよう

美容業界で働くにあたり、

まず気になるところは給料でしょう。

 

美容師は仕事柄、お客様の手本となるよう

自分自身を綺麗に見せるために服装や髪型に

気を配らなければいけません。

 

さらに仕事に必要な道具を取り揃える必要も

あります。

 

そうなると日頃の生活費以外に、仕事のための

多大な出費が発生し、お金を貯めていくことが

できなくなってしまう可能性があります。

 

まだ美容師を始めたばかりで見習い程度の

立場であれば安い給料でも勉強のためだと思って

我慢もできるでしょう。

 

しかしある程度経験を積んで、お客様に満足の

いくサービスを提供できるスキルが身に付いて

いるのであれば、必死に働いた分、それに

見合った給料を手にしたいはずです。

 

今回は転職に向けて、転職先がどのような給与体系

だったら良いのかを簡単に説明していきます。

 

転職先の求人を調べるときは固定給と歩合給の

バランスを重点的に見ていくべきです。

 

固定給が高いからと、安易にそこに決めてしまうと、

大きなミスマッチが生じてしまう危険性があります。

 

固定給はどんなに良い働きをしても一定のお金しか

もらえません。

 

たとえ誰よりも高いスキルを身に付け、お客様に好かれ、

感謝されても、自分が生み出した収益は全て会社の

ものとなってしまいます。

 

会社を存続させるためにも、ある程度自分が稼いだ

収益を捧げる必要性はありますが、当然努力した分は

それ相応に受け取るべきです。

 

極端に固定給が高い場合は、自分の努力が反映されない

ことにもなりかねません。

 

多くの人は美容師になりたくてなったはずです。

 

必死になって手にした経験やスキルをしっかりと形ある

成果として受け取ることも、仕事のやりがいにも

繋がっていきます。

 

固定給と歩合給のバランスが取れた会社を

見つけていくことは大変です。

 

ただ、好きな仕事をいつまでも自信を持って

続けていくためにも、努力の見合う給与体系の

会社を選んでいくべきなのです。